Question
辞めてもらいたい社員がいるので解雇しようと思っているのですが、解雇を行った会社には何かペナルティなようなことがあるのですか?
できるだけ自分の意思で辞めてもらった方が会社のためにはいい、というような話を聞いたことがあり、気になっています。
Answer
解雇や退職勧奨など「会社都合」で労働者を退職させてしまうと、助成金を受給する際に影響が出てくることがあります。
具体的には、受給条件が「過去2年以内に会社都合の離職者を出していないこと」であったり、何回かに分割して受給するタイプの助成金では、途中で会社都合退職が発生するとその場で支給が打ち切られたりします。
助成金の多くは雇用保険を財源としているため、次のような雇用の促進・維持を積極的に行う企業に対するご褒美として支給されるもの、といえるからです。
- 新たに人を雇用する
- 高齢者や母子家庭の母のような再就職が難しい人たちを雇用する
- 経営が厳しくても労働者を辞めさせないで雇用し続ける
- 定年を延長して高齢者を雇用し続ける
また、解雇を行うとハローワークから求職者を紹介してもらえなくなるのではないか、といったことを心配される方もいますが、これについてはあまり気にする必要はないと思います。
もちろん、採用するたびに解雇を連発しているようでは、さすがに職安から良い印象を持たれないと思いますが、求人に対する応募数の多少は、職種、賃金水準や休日などの労働条件、雇用情勢、地域性、求人票の記載内容の良し悪し・・・などによるところの方が大きいと思われるからです。
作成日:2009/07/05
