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契約期間を変更してもいいの?

契約期間を変更してもいいの?

Question

弊社は食料品の製造メーカーです。

製造ラインのパートタイマーは、全員が1年ごとの有期契約となっていますが、今後は契約期間をもっと短くしたいと考えています。

そこで、次回の契約更新の際には契約期間を6か月にしようと思っていますが、法律的に何か問題がありますか?

また、契約期間の変更に反発するパートタイマーがいた場合、どのように対処すればいいでしょうか?

 

Answer

有期契約で働いてもらっているパートタイマーの契約期間を短くしたいとのことですが、労働基準法は、『原則として期間の定めのないものを除き、(一定のもののほかは)3年を超える期間について締結してはならない』として契約期間の上限を定めているだけに過ぎません。

したがって、契約期間の下限や変更について何も制約を課していないため、短くすることは特に問題ありません。

ただし、労働契約法という(最近できた)法律には、契約期間を定める際には必要以上に短くならないように配慮しなければならない旨が定 められていますので、いつでも会社の都合で辞めさせることができるようにしたいがために、極端に短い期間を定めることのないよう気をつける必要がありま す。

それから、就業規則や社内規程に契約更新の単位が1年である旨が定めてあれば、6か月の契約期間を提示しても法的には就業規則が優先されてしまうため、整合性が取れるように事前に変更しておく必要があります。

 

さて、契約更新の際に契約期間の変更について反発するパートタイマーがいた場合ですが、契約を更新するかどうかは当事者双方に更新の自由があるわけですから、契約内容にどちらか一方でも合意しなければ契約は更新できないことになります。

契約更新をしたいなら話し合って妥協点を見つける努力が必要ですが、その必要性を感じないなら単に「これで契約してもいい」という条件を提示し、パートタイマーが合意できなければ、その人については更新をせず契約期間満了にて退職という流れになります。

なお、3回以上更新されている有期労働契約、または、雇入れから1年を超える有期労働契約の雇止めについては、解雇に準じて雇止めの 30日前までに予告しなければならないこととされているため、契約更新の手続きは契約期間満了日の約1か月以上前から進めておく必要があります。

 

作成日:2010/10/20

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