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労災保険のメリット制って何なの?

労災保険のメリット制って何なの?

Question

先日、労働局から「労災保険率決定通知書」というものが送られてきました。

どうやら、今年からメリット制というものが適用されることになるようで、今回の年度更新から保険料がいくらか安くなるみたいです。

ところで、この「メリット制」とはいったいどんなものなのでしょうか?

 

Answer

メリット制とは、労災保険の保険料負担の公平化を図るための制度です。

簡単に言うと、労災保険を使うと保険料が高くなり、使わないと安くなる制度で、労働災害を減らせば減らすほど保険料の負担が減ることになります。

労災保険率は業種によって異なっており、保険給付が多くなりがちな危険な業種ほど、高い率に設定されています。そのため、従業員に支払う賃金が同じでも、建設業、運輸業、製造業などは、事務系の業種に比べて労災保険料が高くなります。

ただし、この仕組みだけでは、保険給付を受けた額の大小にかかわらず、同じ業種はすべて同じ保険料率になってしまいます。保険給付が何千万円も支給された企業と、まったく保険給付を受けなかった企業が、同じ金額の保険料を負担するのは不公平ですね。

そこで、これを是正する仕組みとしてメリット制があるわけです。

メリット制は、事業が一定の規模以上になると自動的に適用されることになっています。メリット制が適用されると、労災保険率が最大40%の割合で上下するため、保険給付の大小で労災保険料が変わってきます。

貴社は今年からメリット制が適用されるとのことですから、会社が成長して規模がある程度の大きさになってきたはずです。毎年の労災保険料もそれなり に大きな金額になってきているでしょうから、これまで以上に安全衛生に配慮し、労働災害を発生させないようにして、保険料の負担を減らすよう努力されると 良いでしょう。

 

作成日:2009/03/20

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