岐阜の社労士事務所なら須田社会保険労務士事務所|岐阜市・名古屋市・一宮市・各務原市で社労士をお探しなら岐阜駅すぐの須田事務所

有給休暇を買い取る必要はあるの?

有給休暇を買い取る必要はあるの?

Question

先日、ある社員が「有給休暇を買い取って欲しい」と言ってきました。

今年度はとても忙しく、社員が有給休暇をほとんど取れていない状況なので、買い取りもやむを得ないかと思ってはいるのですが、そういう前例を作ってしまうことになんとなく抵抗があります。

有給休暇を与えてあげられない以上、買い取りは仕方ないでしょうか?

 

Answer

年次有給休暇の買い取り(買い上げともいいます。)は法律で禁止されているため、買い取る必要はありません。

年次有給休暇という制度の趣旨は、労働者が健康を害さないように休日を取得することにあり、買い取りが許されると、休日の取得促進が阻まれることになってしまうからです。

したがって、人員の増強など何らかの方法で、できるだけ年次有給休暇の取得がしやすい環境を作るようにし、買い取りは決して行わないようにして下さい。

 

ちなみに、次のような場合であれば買い取りは違法とはなりませんが、場合によっては年休の取得が抑制されるような効果が発生してしまう恐れもあるため、あまり好ましいものともいえません。

  • 労働基準法で定める法定日数を超えて与えられている有給休暇日数部分を買い取る場合
  • 時効で消滅した有給休暇の取得権を買い取る場合
  • 退職によって消滅する有給休暇の取得権を買い取る場合

 

作成日:2009/01/05

人事労務Q&A

PAGETOP
Copyright © 須田社会保険労務士事務所 All Rights Reserved.