雇用保険、さかのぼって手続きしたい場合には?

前回の記事では【雇用保険 被保険者台帳紹会】という、現在の雇用保険の加入状況が分かる一覧についてお話ししました。

では実際に一覧を取って確認してみたところ、

「もう随分前に退職したはずの従業員の名前が載っていた!資格喪失手続きをし忘れていた!」

・・・なんてことがあった場合にはどうしたらいいのか?

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まず、随分前に退職していた従業員の手続きを過去にさかのぼって行う場合、

通常の資格喪失届とは別に【労働者名簿】というものを添付する必要があります。

そちらに該当の従業員の氏名・生年月日・住所などの基本情報を記入し、退職日および退職した理由を書くことで、退職の証明ができます。

 

また反対に一覧を見て、「加入漏れの従業員がいた!」なんてことが発覚した場合にも、過去にさかのぼって加入手続きをすることができます。

ただしこちらは、その該当する従業員の給与から雇用保険料を天引きしていた場合とそうでない場合とで、さかのぼることができる期間が変わってきます。

状況によってその都度ご対応しますので、もし気になることがありましたらまたお尋ねください。

 

余談ですが、12月は忘年会シーズンということで当事務所も先日行ってきました♪

今年も残りあと半月です。年末までご多忙かと思いますが、お身体に気を付けてお過ごしください。

赤塚

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