J.S.

一人親方労災特別加入の紹介キャンペーン

コロナ感染がまた拡がってきていますね。愛知も岐阜もまん延防止措置によって飲食店は時短営業等を余儀なくされているので、雇用調整助成金の受給申請を再開しなければならない状況になってきています。

須田事務所では、コロナ対策として事務所を訪れる方との接触をしないよう張り紙を出し、ドアノブにぶら下げた袋で書類を受け渡し、電話で要件をお伝えするようにしています。

 社労士事務所や税理士事務所などは顧客の給与計算を請け負っているところが多いと思いますが、職員の感染によって多くの方の給与が止まってしまわないよう上記の対策を行っている次第ですので、ご不便をおかけして申し訳ありませんが、ご理解ご協力をお願いいたします。

 

当事務所が運営する「一人親方あんしん協会」では、ただいま建設業一人親方の労災保険特別加入の翌年度への更新の準備を行っていますが、今年は「紹介キャンペーン」を実施することになりました。

紹介してくれた協会員には2000円の金券を進呈、紹介されて労災加入した人には入会金を1000円割り引きします。

協会員からの紹介だけでなく、建設業の顧問先等が紹介してくれた場合も同じ対応をします。また、建設会社が下請け職人さんの加入費用を負担する場合は、上記特典に代えて入会金3000円を無料にします。

建設関連の職人さんで労災保険に特別加入されていない方をご存じでしたら、ぜひこの機会にご紹介いただけますと幸いです。

 

1年間ありがとうございました

雇用調整助成金の支給額の上限は来年からぐっと下がってきますが、助成金を受給していたお客様の多くが11月ごろから休業しなくてもよい状態になってきているので、ホッとしています。

雇用調整助成金による財源不足を補うため、来年秋には雇用保険料率が引き上げられることになる模様ですが、こういった社会制度を維持していくことの難しさが年々増している気がしています。

気候変動による災害も毎年のように発生していますから、あっちでも救済、こっちでも救済、となってくると、どうなってしまうのだろうか?と思ったりします。

しかし、同時に、こういった問題を解決してくれるのは、政治家ではなく科学者なのだろうといつも思います。

災害の増加で火災保険は値上がりしていますが、自動ブレーキの普及で自動車保険は安くなっています。私たちの生活に希望をもたらすテクノロジーの進化に期待したいですね。

 


当事務所の年内営業は28日(火)が最後で、来年は1月5日(水)から業務を開始します。

 

今年は労働保険事務組合を設立したりして、いろいろな方のお世話になりました。
1年間ありがとうございました。
来年も多くの皆様のお力になれるよう努めていきたいと思います。
よいお年をお迎えください。

メンタル不調の人、謝らない人など

あと1か月で2021年は終わりですが、なぜか今年は時間の経過が早く感じます。コロナと関係あるのでしょうか。

来年の雇用調整助成金の情報が出ましたね。12月までは現行の水準が保たれますが、1月以降は上限額が下がります。現在の上限13,500円は、1月と2月については11,000円、3月については9,000円となる模様です。だんだんと救済されなくなってきてるわけですから、第6波が来ないといいのですが・・・。

世界では感染が再び拡がっていたり、新たな変異株も見つかったりしているようですので、日本があまり酷い事態にならないことを願うばかりです。

 

最近はコロナが落ち着いてきてるので、当事務所に寄せられる相談も一般的なものに変わってきました。長くお付き合いしている顧問先においては、経営者に様々なアドバイスを行ったり、社内制度を見直したりしていて、それが功を奏してか、労使間の問題は少なくなっているように感じます。

しかしながら、当事務所の顧客も順調に増え続けていますし、日本人の性質もいろんな意味で変化してきているので、例えばメンタル不調で出勤できなくなった従業員さんや、人間関係が苦手で周りとうまくやっていけない従業員さんの問題など、法律的なアドバイスでは解決しそうにない、やっかいな事案が増えつつあります。

 

うつ病を患うといったメンタル不調の人が近年すごく増加傾向にあることは、多くの方が気づいていらっしゃると思います。こういう人の問題は、かつては単に出勤できなくなって退職していただけの事案でしたが、最近は何かにこじつけてパワハラで会社を訴えてお金を取ろうとするなど、なんとなく浅ましい人が増えてきているのが気になります。欧米の影響を受けているせいなのか、格差が拡がってきているせいなのか、原因は一つではないと思いますが、こんなタイプの人が増えている今の時代にどう対応していくか、知識をアップデートし経験を積んで対応していかなければと考えています。

また、先日テレビ朝日の朝の番組で「身の回りにいる、謝らない人」を取り上げていましたが、この「謝らない人」「謝れない人」がいることについても、以前から気になっていました。自分の非を認めたら負け、と失敗することを極端に恐れる傾向がある人などと各所で分析されていますが、「謝らない・謝れない」人たちは周りに嫌われているのでトラブルを起こした場合に円満に解決することは不可能に近いです。できれば身近にいて欲しくない存在ですが、テレビで取り上げるということは、だんだんと増えてきているのかもしれませんね。